さて、家づくりがスタートして、時間ばかり過ぎてゆく日々です・・・
私は普段、設計の仕事をしているわけではないので、何を考えても迷宮入り。日常の業務は次から次へとやって来るので、必然的にそちらを優先させていたら、何も進んでいないことに気づきました。。。
家づくりって大変ですよね。実際にお家探しをされているお客様も、こんな風に忙殺されて暗礁に乗り上げることもよくあることなんだろうな、と思いつつ。

最初は自分で升目をひいて、そこに"ハコ"をあ～でもない、こ～でもないとはめ込んでやっていたんですが、
「間取りは描けなくて当然ですから、こういうものがほしいという要望を言ってくれればいいですよ」と担当の設計さん。ならば、と箇条書きで「家に求めるポイント」を挙げていきました。

★水回りはLDKにワンフロアで収めたい
☆洗濯物が洗面所からそのまま干せるような動線がほしい
★玄関収納を広くしたい
☆家の中から眺められる坪庭がほしい
★お風呂やトイレに下窓をつけて、その先にお庭を作って眺めたい（温泉施設のガラス張りにあるような庭）
☆インナーテラスのある家
★部屋の一角に、小上がりになったり隠れ収納になったりするちょっとした空間がほしい

などなど。抽象的なイメージではなく、具体的に「これがいい」というものを設計さんに伝えました。
まだまだこの倍くらいはあったんですが、割愛します（笑）

もともと「自分が住みたい家づくり」をコンセプトに始まったんですが、将来的には販売されてお客様が住まうことを考えながら、どんな方たちに向けて造り上げる家かというところがハッキリしてきました。その真相は・・・
次回の日記で。

家づくりプロジェクトが発令されて（!?）まず、どんな家にするのかを考え始めました。
でも私、ゼロから生み出すのはあまり得意ではなく、何かを応用する方が得意なので、まずはさっそく本屋へ建築の本を探しに！
そういえば昔から絵は上手な方だと思いますが（笑）、ゼロから「こういうの描きたい」っていうのはなく、その代わり模写がめちゃくちゃ得意でした。中学の時に美術の授業で模写したシャガールの絵は、展示される出来栄えでした。そのときはシャガールの価値が全く分からなかったけど、価値がわかる今それの模写って、、複雑です。

話がそれてるようですが、模写ではないですけど「これ、いいな」っていう間取りを見つけるために、結構立ち読みしました。
あ、単なる迷惑な客ではなく、ちゃんと買いましたよ！本。

いっぱいありますね～、建築やインテリアの本。
今まで好きで見てはいましたが、こんなに真剣に探したことってなかったです。

これです。
私が選んだ一冊。

エクスナレッジ社刊「高野保光の住宅設計」／高野保光 著

どんな間取りを考えたかというと・・・
それは次回に。

会社で設計士さんが造ったモデルハウスを何棟か見てきたのですが、
このたび、設計士でも何でもない素人の私がモデルハウスをデザインすることになりました。
アーバンプランニングの女性スタッフ３名で、それぞれ思い思いのプランをつくるというプロジェクトです！ちなみに、私は30代 既婚 ペットのワンちゃん1匹（息子です♪）と分譲マンション暮らしです。
他の女性陣は子育て中の方やそうでない方という、ほんとに皆の立場が異なっているので、それぞれの目線が家づくりに出るんじゃないかと思います。
既に持ち家の私が家のプランを考える機会なんてなかなかないので、とても嬉しかったです。
この話があったとき、「なんて画期的な企画だろう！」という思いと、
「何千万円もするものを　いいのだろうか・・・」という不安な思いと。
設計士さんが図面を引くとはいえ、いつもお客様にご覧いただいているモデルハウスのようになるのか、ならないのか・・・やっぱり、不安です。。。
そして今回は費用面など条件が付いてきます。きっと、お客様がお家づくりをされるときに「こんなことしたいけど、予算がかなりオーバーする・・・」など悩まれるような同じ状況下で家づくりが進んでいくのではないかと思います。

これから、お家づくりをされる方は、ぜひこの「家づくり奮闘記」ご覧いただければ幸いです。（もうすでに当社で建てられた方は、そうそう！って共感いただけるでしょうか・・・）