コラム
お家の基礎知識「第5回」

(#お家の基礎知識)
みなさま、こんにちは!
お家の基礎知識について解説♪
第5回は『建築条件付き土地』についてです。
土地探しをはじめると目にする『建築条件付き土地』について
一緒にチェックしていきましょう!!
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建築条件付き土地とは、「一定期間内に、指定された建築会社と家を建てる契約をする」という条件がついた土地のことです。
例えば、「土地売買契約締結後3か月以内に建物請負契約を結ぶ」など、期限が決められているケースが多くあります。
また一方、『建築条件なし土地』もあり、こちらの場合は、
土地を購入したあと、好きな建築会社を自由に選んで家を建てられる土地のことです。契約期限などの制約もありません。
◎土地と建物をセットで検討できる◎
土地だけでなく、建物のプランニングまで一つの会社でまとめて進めることができるので、スムーズなマイホーム計画が実現しやすくなります。
◎コストを抑えやすい◎
ハウスメーカーや工務店とセットで提供されるため、設計・工事の効率化が図られ、コスト面で有利になることがあります。
◎間取りの自由度が高い◎
建売住宅とは違い、間取りや仕様を相談しながら決められるのも大きな特徴。自分スタイルな家づくりが可能になります!
ただし、ある程度間取りや仕様の限度がある場合もあるので、どこまで自由に設計できるのか等を購入前にしっかりと確認するようにしましょう。
補足として知っておいていただきたいのが
『建築条件付き土地』の場合、建物部分の仲介手数料は不要となること。
土地と建物は別契約ですが、建物は指定の建築会社と直接契約するためです。その分、住宅の仕様や設備に予算を回すことができるため、
予算に制限がある方には大きなメリットとなります!
◎建築会社を選べない◎
基本的に「この土地を買うなら、この会社で建ててください」という制約があります。施工会社にこだわりがある方には向かないかもしれません。
◎契約期限がある◎
例えば「土地売買契約締結後3か月以内に建築請負契約をする」などの条件を満たせない場合、土地売買契約自体が白紙になることもあります。
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「建築条件付き」「建築条件なし」どちらにもメリットとデメリットがあります。
家探しを始めたばかりの方は、まずこの違いを理解してから検討すると、スムーズに選択できるはずです!
どちらが「正解」というわけではなく、ライフスタイルや希望する家づくりによって選択も様々。
気になる物件を見つけたら「建築条件」の項目についてもチェックしてみてくださいね。
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最後までお読み頂きありがとうございました!
また次回お会いしましょう(*^^*)
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